宇宙の真理について

宇宙の真理が理解できれば,私たちが今までに学んできた常識が間違いである
ことに気づきます.

何十年も正しいと思い続けてきた常識を変えることは大変難しいのですが皆さ
んが幸せになるためにはどうしても宇宙の真理を分かってもらうしか方法がない
のです.

ほとんどの人は,自分とは、この肉体を持った人間だと思っています.肉体で
あるこの姿が自分だと思っています.大体,「自分とは何か?」なんて考えたこ
ともない人がほとんどです.だから,この肉体が死ねば自分は終わりだと思って
います.ほとんどの人が間違いなくそう思っています.

本当の自分とは,この肉体にあるのではなく魂です.肉体は物質ですから肉体
そのものには生命はありません.肉体は物です.
生命は,魂が宇宙の大霊(創造主)とつながっていることによって命をもらって
いるのです.

魂は命ですから,永遠に生き続けます.肉体が死んでも、魂は生き続けるとい
うことを、よくよく分かってください。「どうせ死んだらおしまい、
あとは野と
なれ、山となれ」と考えて適当に生きても、死んだところで、なにもかもがリセ
ットされるわけではありません。自分のしたことは、良いこと悪いこと、すべて
魂に引き継がれていきます。

今,地上にいる私たち人間の魂を見ると,この魂は過去に人間としてこの地上
に何回か生まれてきています.そして,色々の人生を過ごしています.
 つまり,
生きていく上で,良い事や悪いことをしてきました.争いごとをしたり人を傷つ
けたり,逆に人に尽くしたり優しくしたりと,その時々で人生を築いてきました.
その生き方が,因縁(業)となって魂に付着しています.そして又、一方で、魂
は,大霊から発生していますから,大霊の神性を十分にもっています.
だから,
今の魂は、大霊からの神性と今までの何回かの人生の因縁(業)の総合計が加わ
ったものです.本当の自分とは,この魂です.

魂が、肉体のいれものをもらってこの世に誕生する目的は、魂が神様の心に近
づけるよう,つまり天的な魂になれるようにすることです.もう一つは魂の持つ
因縁(業)を修正させ,使命を果たすことです.

さて,物質界に魂を送り出す目的は,この魂の持つ神性を目覚めさせ,大霊の
心に少しでも近づけさせるためですから、そのためには,色々の辛苦つまり苦し
いことや困難を経験させ魂に付着している因縁を修正させ,魂を鍛え成長させる
ことが必要なのです。

魂を物質界に送り出すにあたっては,霊界では担当の善霊による協議のすえ,
生まれ出る目的(たとえば因縁の修正に人のために役立つ仕事をするとか,今ま
での生まれ変わりで果たせなかった目的をやり直すとか…)を持たせてさらにこ
の目的を達成させるために,その魂の守護霊や背後霊をつけて送り出してくださ
います.

その守護霊さまは,その人の魂につりあう方よりも霊格の高い方がなってくれ
ます.背後霊は,魂が地上の肉体に誕生してから後,その魂の成長度に合わせて
それにふさわしい霊格の霊がついてくださいます.人数も,その魂の成長度,使
命をどこまで果たしているかに応じて変わってきます.

さて,魂が地上の肉体に誕生するのは偶然ではなく,その魂の使命と成長にふ
さわしい両親を選びます.与えられた肉体が健全な者もあれば,中には障害を持
った肉体の場合もあります.

だから,生まれた赤ちゃんが健康体のこともあれば,障害を持った肉体に生ま
れてくることもあります.これも偶然ではなく,この魂の成長と目的達成のため
にはこの条件が一番ふさわしかったということです.

ただ,障害児に生まれるということは,生まれた魂だけの問題ではなく、この
ような赤ちゃんを授かった両親の魂を成長させるために,この両親のところに誕
生させられたのです.すべては偶然ではなく,天界で計画され指導されてそのよ
うになっているのです.

さて,地上に肉体をもって生まれると,ほとんどの人がこの肉体の人間が本当
の自分だと思います.しかし、この肉体は物質だから,魂が入らないと命がない
ので生きていけません.肉体に魂が入って人間が誕生します.
この肉体は,命(魂)が入って肉体として生きて行くことになります.

そうすると,この肉体を管理し意識し行動していかなければなりません.この
肉体を支配し命令を下すのは「心」です.

この「心」と「魂」が合わさったのが本当の自分です.魂と心の関係は,表裏
一体であり、表面が心で裏面が魂の関係になります.両方が合わさって一つの働
きができるわけです.

さて,この心の働きは、どのように使ってもよいと、心の使い方の自由を創造
主より許されました.
ところが,肉体に入ってしまうと肉体はもともと動物です.
生きるためには食べなければなりません.また,寝ることも,子孫を残すことも,
動物としての本能が働き始めます.
また,地上は物質界です.物質界の価値観は物欲と名誉欲です.そこに自己中心
的な生き方が生まれます.

ここで大事なことは,物質界にいて、とかく目先の欲に引き摺られる状況の中
で本来の目的、つまり魂を成長させ、いままでの因縁を解消することを忘れては
いけないと言うことです。

この自己中心的な生き方を修正して,天的な人間になるよう努力するのが今の
世に生まれてくる目的なのです.


創造主(神)が嫌うのは,自分さえよければよい,他人を傷つけても自分が満足
できればよいという動物的な生き方です.創造主は,人間に良心という制御装置
を与えました.また,心の自由な使い方を許すと同時に,因果応報の理という絶
対の法則を作りました.これは,自分の行ったことは必ず自分に戻ってくるとい
うことです.

人に親切にしておけば,人から親切にされるし,人をいじめればいつか人にい
じめられることになるということです.神様の心にそった生き方をすれば幸せな
人生になれるし,神様の心に反して自己中心的な生き方をすれば,それ相応の苦
しみや困ったことが返ってくるということです.

この因果応報の理は,この世の人間として生きているうちに清算される場合も
あれば,あの世に行ってから清算される場合もあります.絶対に間違うことはな
く,天の天秤(てんびん)は常に正確です.

この理から,今の自分の幸せの量は,他人に与えた幸せの量と同じになるので
す.今の自分が幸せか不幸かということは,今までの前世の因縁と現在までの生
き方の総量で決まります.神様の心に沿った生き方の総量の方が多ければ幸せで
あり,動物的な自己中心の生き方の総量の方が多ければ不幸な結果が答えとして
出てきているのです.

創造主が人間を作った時の想いは,すべての魂は創造主の子どもであるという
ことです.人間の魂ばかりでなく,地上に存在するすべての魂は,つまり動物も
植物もあらゆるものも含めて,親の想いにそった生き方をしなさいということで
す.

そうすれば,何も困ることも苦しむこともなく,仲良く平和に暮らせるようにな
ると教えてくださったのです.みんなが仲良く互いに助け合い,思いやりを持ち,
許す心を持って協調し,大きな愛をもって生きて行きなさいということです.